林道が古道と同じ方向に切られており、林道と古道を交互に通る峠で、緩やかな傾斜で歩き易い。
標高は低いがピークの2つある峠で、大内淵側は米坂線の開通によって古道は分断されており迂回して通る。
A林道となっている二重坂を少し下り
左の古道へ、間もなく中ノ沢越場へ
出る。
B休耕田跡
中ノ沢越場と呼ばれるこの休耕田の跡に出る。ここからは再度上り道となり、間もなくもう一つのピーク熊坂となる。
E
A
@
C
D
@古道を米鎖線が分断しコースが大きく迂回している
B
下川口側峠の入り口にある7基の石造物。 内訳は、元治2(1864)年と年代不明の庚申塔、文政12(1829)年と慶応3(1868)年の馬頭観音塔、弘化5(1848)年の湯殿山塔、年代不明の青面金剛塔、不明石造物である。また、地元の研究者の一部はここに一里塚があったと推測している。
E下川口入口
下川口集落東側には、「旧米沢街道峠の入口」と書かれた標木が建っており、ここが鷹巣峠の入口である。写真の矢印で示した所には、庚申塔や馬頭観音などの石造物群がある。
C2つあるピークの一つ熊坂は、切通しになっている。